会社の政策に左右されて、しょぼくれてんじゃないよって、自分でも思いますよね。だけど、会社の政策も大事だなって思ってしまうのが、ミドルエイジのエグゼクティブです。
キャリア迷子 ?? ミドルエイジ・クライシス ??
転職できない年齢になるまで飼い殺す…日本企業に「働かないおじさん」が大量発生
【 米研究で判明 】ミドルエイジ・クライシスは本当 — 人生で一番不幸と感じる年齢は平均47.2歳
中年期に陥る心の「しんどい」には理由があった ( 医師 : 鎌田 實 )
最近たまに セカンドキャリア( 転職?! )を考えたりしてますよね?!
少し前から、仕事がおもしろくなくなったのは、また仕事がつらくなったのは、自分が変わったせいか、いや周囲が変わったせいなのか。

考えるのも億劫なほどいやーな雰囲気が自分からも漂っていて、うつになっちゃうんじゃないかと心配になるときも、ありますよね。
そして、こんな有名な方々も、そう感じてらっしゃるんだなあと驚きました。 → ★1 ★2
40代以降を対象に、会社は退職にインセンティブを用意するセカンドキャリア制度を設けて対応しているところも多く、毎年数人必ずその制度を利用する仲間がいらっしゃることと思います。
その制度を利用した仲間たちは、同業界にいることなく他業界へ移って行かれることがほとんどなので、その後の音信を知ることがなかなか難しいことになっていますよね。
正社員に疲れた?! もう少し輝いたっていい キャリア迷子 のあなたに。
もしかしたらセカンドキャリアの制度を利用した元同僚は、別業界に行って輝いているかもしれないけど、そうじゃないかもしれない。
あれこれ、いろいろ、考える前に、まずこの本を読んでみましょうか。
花道も追い出し部屋さえも用意されないミドル&シニア時代の到来です
少し前、自分の先輩たちは定年まで( それを過ぎた助っ人OBになったって )、しっかり毎日若かりし頃と同じ部署で率先して同じ仕事をしてそのまま惜しまれながら去っていくという会社員人生を送ってきました。
しかしもう、これからは、そんな花道はありません。
日本の老舗企業だろうが、外資系のイケイケ企業だろうが、やっぱり ↑ ↑ あるんですね。
30代後半になって、係長まで昇進できない場合や40代課長でも部長になる芽がない場合、ある日突然まったく経験したことのない部署に送られたり、新人と同じ作業の担当に任ぜられたり。
要するに、苦労することばっかりやらされるか、ひまでひまでどうしようもない部署でお人形にならざるを得ないかという状態にさせられるでしょう。
偉くなった方でその上に行けなかった場合なんか特に、なんにもすることのない、部下のいない一人部長をやらされたりもするかと思います。

追い出し部屋はコンプライアンス上もうどこの会社にもありません、普通の場所で、普通の机で、若い人たちの目にさらされながら、「 大人のみなさん 」は 何にもやっちゃだめだよという前提のもとで、どう会社に貢献するんでしょう見ものですねwwー、みたいな状況に追いやられます。ほんとやな感じですよね。
どうやらやっぱり、転職市場は30代で終わりです、が。
新人と同じような作業を強いられる部署はまだマシかもしれません、若手たちにその技術や経験をつたえられるから。

一人部署になった場合は、つらいですね。でも、もう、自己満足の業務を黙々と遂行していくいかないですね。若手のバックアップができるならまだいいでしょうけれども、逆にうるさがられたり、あからさまに無視されたりするかもしれません。とにかくジコマンで頑張りましょう。
一般転職市場は、ほとんどミドル以上のニーズはないみたたいです。そりゃそうですよ、そんな高い年収、払ってまで欲しいって人材、自分が社長だったら採用するでしょうか??
ともだちが社長やってたとして、その会社で友だちは採用してくれるでしょうか。
まわりはどうですか?? 結局忙しいフリしているだけですよ??
毎朝、同じ電車に乗るあの人は?? ビシッとスーツを着込んでいるこの人は?? 残業せずに帰れるやり手のリア充サラリーマンじゃないですよ、きっと。
忙しそうにしている同僚だって、そんな風に見せてるだけかもしれません。
8割の日本人サラリーマンは キャリア迷子 らしいです
20代だってもちろん、そして30代後半以降も含め、日本人の8割のサラリーマンは、キャリア迷子らしいです。
そうでしょうねーと思いますよね。
サラリーマンは特に、「 キャリアパス 」なんて言葉のマジックで騙されて、入社したことを人質に、まったく得意分野外のことをやらされてしまうんですから。
意気揚々と入社してきた大卒が、半年もたたないうちにあいさつもしなくなって下を向いている様子は、毎年変わらぬ風景ですよね。
しかし、「 この会社に入れたことを踏み台にして、よりいいところにステップアップします 」といって退職していった3年目ぐらいの新人こそおそらく、ろくなことになってないだろうなと思いませんか。
我慢して会社に残り、なんとか生きながらえているものこそが、比較的平和な毎日を過ごしていると思います。
不思議と納得の数字です。
転職はせずに会社に尽くすふりをして、とことん利用するが肝心

下記の本書そうにあります、いちいちごもっともなんですよね。
しかも、サラリーマンは「 そもそも 」負け組だそうですよ苦笑。
まずは、なにか must なことをひとつ作ってみませんか
ライフワークでもなんでも、仕事のほかになにかひとつ、やらなければならないことを作りませんか。

ひとつできたら、もうひとつぐらい増やして。

その、must なことのために日々、体力・気力を温存したらいいんです。
ついでに、すこし収入を増やして、優越感も感じたいですね。
すぐにはなにも思いつかないという方は、ポイントゲーム感覚で、少額投資をしてみませんか。
投資なんかしていることがバレたら、会社でいじられるしねたみの対象になってさらにつらくなるのでは??と心配になったりしますか??、大丈夫です。
休憩時間などに数分チェックするだけで、できる時代になっています。
「 40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい。 」を斜め読みして参考に
会社では社員のモチベーションアップ対策の施策として、30代・キャリアプラン立案課題提出だとか、40代・キャリアデザイン研修だとか、50代・キャリア開発支援だとか、いろいろ参加要求もしくは推薦してくることなどが多々あると思います。
また、異業種の交流会に参加してみろとすすめる同僚や友達もいらっしゃったり。

しかし、そんなリア充視点の行動変革対策って、悪いんですけどちょっとウザくないですか??
同書は、あの米系有名企業の日本法人社長を務められた方です。
こうした切り口で著書を出すイメージがないんですけど、意外や意外、同職の際にたくさんいじめにあってらっしゃったとなにかで読んだことがあります。

そんな経験があるから、こんな切り口の著書を出してくださることができるんですねー。
ちょっと、参考になると思いますので、章立てを紹介します。
第1章 逃げ切れない40代・50代
- 人生軌道修正できる最後のチャンス
- 川上産業にいない人は、基本的に転職は無理
- ミドルエイジは、とことん会社にしがみつけ
- そもそも、サラリーマンはすべて負け組だ
- 自分の人生は、自分でデザインするもの
- すべての社員に等しく、花道を用意できない時代
- むやみに組織に抗って息を無駄遣いするな
- 幸せかどうかは、もって生まれた遺伝子が決めるはず
- 先行きが見える人生はつまらない
第2章 ミドルエイジこそ軽やかに
- 頭を軽くするためには、好奇心を磨け
- 半径50センチの人になってしまったら
- 情報発信だけでは、SNSを使う意味はない
- ミドルエイジよ、変化率の高い街に行け
- 同世代とばかり付き合うと、感性が鈍る
- 肩書を捨てて「自分ブランディング」を
- 「記憶力」よりも「忘れる力」が必要
- いまから保守的になっている場合ではない
- そもそも、人から尊敬されたいと思う人は小物
第3章 サイドビジネスを原動力に
- 聞こえはいいが、資産運用はギャンブルそのもの
- 二匹目のどじょうを狙うのは、個人には無理
- モノだけでなく、自分自身も商品に
- ミドルエイジの知識やノウハウも、武器になる
- アイデアは年齢に関係なく湧いてくる
- 蕎麦屋で独立開業は、サラリーマンには無理
- ナローな趣味を極めれば、ビジネスになる
- 手間やコストをかけず、身の丈にあったビジネスを
- 成功者も、成功するまでには時間がかかっている
- そして私はHONZを始めた
第4章 いまから道楽を追い求めよ
- 世の中では、多忙な成功者ほど多趣味
- 狂うほどに何かに打ち込む体験を
- 定年になって始める趣味に、ロクなものはない
- 趣味で人生の一発逆転も、決して夢ではない
- ミドルエイジは、何事も三日坊主でかまわない
- お茶屋に足を運び、よりディープな京都を知る
- 伝統芸能を守るため、せっせと舞台を観に行く
- 料理ができない男は生きていけない!?
- 偏見をもっている人こそ、ゴルフにチャレンジを
- 電子書籍は、ミドルエイジにこそ向いている
- じつは、家づくりこそ、最高の道楽だ
第5章 健康に無関心も神経質もNG
- 何事も「すぎないこと」が肝要
- 遊ぶための体力をキープする
- 健康のためには病院にいくな?!
- 健康法も三日坊主の容量でOK
- よく食べ、よく飲み、ときどきダイエット
- 身体も精神も健康は「見た目」に表れる
- 外見がだらしない人は内面もだらしない
- 一週間に7万歩で、見た目に差をつける
- 指先をなるべく鍛え、爪の手手入れも怠らない
- 身体にいいと謳われるものを「信じすぎない」こと
- ムダを省いて賢く保険を選ぶ
第6章 ミドルエイジの「七つの武器」
おわりに ミドルエイジはもっと遊びなさい
結論 : 会社ではなにごともなく、外では自分らしさ全開で
結構ここまで、結構たくさん、選択肢を提示してみました。 ( ↓↓ にも若干ありますが )
どうでしたか??
ま、要するに、会社の業務を妨害したりはせず、日々できるだけ穏便に済ませて、自分らしく「 自分で自分に課したこと、must なことをする 。

カラダを壊しては元も子もないので、無理はぜったいにしないで。
ってことです。
ガツガツは “らしく” ないから柔和に、自分のこれからの人生をぼんやりでも描いて( デザインして )みましょうか。 前が見えてからでもいいから。
◆ ◆ ◆
NHK「 プロフェッショナル 仕事の流儀 」で密着・取り上げられた俳優の小栗旬さんは、あんなに輝いているように見えて、『 自分はまだまだ輝いていない、いつか演技がうまくなったと言われてみたい 』、『 満たされていない、満たされることがあるなんて思ったことはない 』とおっしゃっていて、とても意外でした。( 放送 2022.05.03 )

ただ、仕事は出来ていて、今後も仕事ができるようにそこになんとか『 しがみついている 』ともおっしゃっていました。
わたしたちとは全然ちがう業界の中にいる方ですが、その方も含めてみんな、見えてるような内面ではないってことなんですね。
クラーク・ケント、不動明、ジロー、如月ハニー、etc…
おっ、ずいぶん古い名前が出てきてますね。
昼の顔は地味で能力が隠されているけれども、変身するとすごい力を発する方々を挙げたつもりです。ネタです苦笑。( 不動明ってデビルマン、ジローはキカイダーです汗 )
まあ、いろんな顔を持っている人がいますというのは、昔から世界的にたくさんの方が描いてきた世界です、改めて考えてみると。
自分自身単一のキャラクターであることは素晴らしいことですが、そうでなくたって否定するものではないですよ。

言論の自由がない世界だってまだまだたくさんある中で、その強弱、様々な環境は個々の状況の中にもにもありますよ。オモテもウラもその他の顔も、誰にもあると感じます。
暗黒面はもちろんだめです、誰かのためになること、社会貢献など、年の功と言えることをやりましょう。
最近話題のマンガでも、人間の多面性を描いたものがあるようですので、興味のある方は全5巻・大人買いしてみてください。⇩⇩⇩

TV番組「 スッキリ 」で紹介されたので、売り切れ続出だと思いますが苦笑
◆こんな表紙ですが、少女漫画と思わないでください。
でも、この主人公?の女子が驚くほどのいろんな内面を持っていたんじゃないか?!という話だそうです。中学生の初恋 → 大人の上質なミステリー小説のような、キャピキャピしていないマンガです( by ヤングジャンプ )。
老若男女、興味深く読めると思います。
「 青年少女よ、春を貪れ。 」
……