株が下がったら、どうしよう? どうしたらいいの? 【 配当金・株主優待は? 】出来ること・考え方

  

昨日買った株の価格が下がってしまった、 2,000円で買った株が 1,950円になってしまった。

   

僕

何で下がったのだろう、自分が買ったものですもん、そんなこと安易に認めたくないし簡単には理解できないですよね? そうですよ、それが普通だと思います。

  

株価はどうして上がったり下がったりするのでしょうか、下がった ! ってことはどうしても良くないことと考えてしまうし、どうしたらいいのでしょうか。

   

   

ウクライナに対するロシアの軍事侵攻によって、世界にはいろんな支障があらわれて、物価は変化し、燃料は高騰、日経平均株価だって、米国株だってどんどん下がっていまます。

   

   

僕

株( や投資信託 )を持っているみなさんって、いまどうしているんでしょうね。

   

   

株価が下落しているときこそ逆に、たくさんの割合を買える商品を検討してみるのも一手。

 

 

株価が上下するイメージを分かりやすく

株は毎日朝9時から、市場で売り買いされています。

人気のあるものは買われて、人気のないもは売られます。 そして、人気のあるものは高く、ないものは安くなります。 株価か下がったということは、残念ながら一時的にでも、そういうことです。

 

 

日本の株式市場のお得意さんは意外にも、海外の投資家です。 

彼らの主戦場はもちろん日本でなく米国市場ですが、そっちの商いが終わった後、日本でも儲けようと頑張っているんですね。

朝昼米国・夜日本って24時間ひとりが働いているわけではなく、きちんと組織として商売をしているのですが、米国で成績の悪い日があったらその裏の日本では取り返したくなる、そんなもんなんですよね。

   

米国で負けてすっかり弱気になった外国人が、日本で売って売って売りまくって日本株をたっぷり安くしちゃう、と。 

まあ、だいたいそんな理由で、日本の株式市場の株価が下がる日があるとイメージしておくと分かりやすいですかね、どうですか?

 

 

【 含み損 】本当に損してるの?

2,000円で買った株が 1,950円になってしまった、50円も損してしまっている。

株価が下がったということは、そういうことです。 

けれども現金はビタ一円たりとも減ってませんよね、そうです、こういう状態を「 含み損 」といいます。 

   

買った後株価が下がっても、その価格で決済(売却)していなければ、現金 2,000円は 1,950円にはならないんです。 

そうですよね、分かってましたよ、分かってるけど損した気分は消えないですもんね、落ち着きませんよね。でもさっき言った通り「 含み損 」ですから、冷静になりましょう。

 

 

僕

あ、だからといって下がったまま「 塩漬け 」にしないようにしてくださいね、そうしたらいけないワケは後述しますから。

 

個人株主には幸い、決算期がない

海外の投資家さんも、日本の機関投資家さん( いろいろな株の大株主のこと )も、組織で市場での商いをしているので、決算期があります。それに各担当者の売買の成績は、四半期毎に評価され査定されてそれがその方のお給料なんかに反映されるワケなんですよね。そして悲しいことに、彼らの成績・査定価格は「 含み益 」にも「 含み損 」にもなりません、現実に利益損失です。そうやってたくさんのマジでシビアな人々がここに関わっていますから少し怖い世界に感じますが、個人株主には必然の決算期はありません。塩漬けにしなければOKの、含み益含み損です。

 

 

 

 

下落しているときこそ、逆に買い時なのでは?

2,000円で買おうと思ってた株が、1,900円まで下がっている、そんな時は迷わず買いましょうか。

   

2,000円で買って、2.200円で売るよりも、1,900円で買って、2,300円で売れば利益は 400円です! 下降トレンドの時に買いたくなるタイプの方の場合を「 逆張り派 」と言います。

ちゃんとそういう傾向の方々もたくさんいるってことです。まあ、株価が上がることを見越して、下がった時に買うんですけどもね。

 

 

安く買っておけば、あとは上がるのを待つだけ、ワクワク。

  

   

エライ先生も、著書の中でそうおっしゃっています。

   

   

この本でも、暴落時が買い時だということでした。

  

   

   

   

株価が下がっても、配当金は株価に関係なく支払われる

2,000円で買った株が、1,800円まで値下がりしていますが、配当金は予定の発表どおりキチンと支払われます。ある会社の株だと1株当たり 24円の配当金が支払われました。2,000円で 24円は 1.2% です、 銀行預金( 総合口座 )は高い方でも 0.1%程度だったりするので、利率として考えるとなかなかいい数字じゃないですか? そうです、中には配当金で資産運用している人もいる程ですから、検討に値、大!じゃないですか、どうでしょう。

  

  

僕

配当利回りですけど、日本たばこ産業が 5.90%、コニカミノルタは 5.85% もあるんだって聞いたことありますけど、本当ですかね、皆さん興味があったら調べてみてくださいね。

  

株価が下がったって、株主優待もきちんと届きます

「 株主優待 」この言葉! 株に興味を持ったら一度は聞いたことがあると思います。これは、株の持ち主だけに贈られる特別な自社商品みたいな意味のものです。国営の翼だったある企業は当時、株主優待券を配布していて、貰った人はそれを使うためにお店で提示するときには( 例えそこが金券ショップであっても )なんとも優雅な気持ちになったとかならないとか笑。昔よくそんな話を聞きました。 いずれにしてもそれが自分のもとに贈られて来た時にはやっぱり、株主だけの特別感をしっかりと味わえるみたいですから、お得なだけでない楽しみもありますね。そう、そしてこれを貰うことをハナから狙って株式投資していると言う人もいるんですものね!

  

  

僕

マクドナルドや吉野家の食事優待券、日清・明治・味の素の自社商品セット、オリエンタルランドのワンデーパスポートとか、すごい人気みたいですもんねー。

   

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権利付最終日って何?

配当金や株主優待の該当になるのには、ある一定の日までに株主である必要があります。その基準日は何の日かと言うと、決算日。 少なくともこの決算日の数日前までに株主になり続けていた( 権利付最終日の大引けまでに約定で保有 )場合にのみ、後日、配当金( 計算書 )や株主優待特典が届きます。

  

  

権利確定日 とは、権利付き最終日2営業日前です。

配当金を受け取るには、それまでに株式を購入する必要があります。

   

  

今回は3社から配当金をいだたきました ⇒ はじめるなら最小単位でできる安心感を重視

  

   

株価が下がる社会的影響

細かく正直に言えば、株価というのは企業の業績や財務状況、業界動向、ビジネスの見通し、そして政治・経済、為替相場など様々な要因から算出されて、それぞれの事情により売買されて上下動しています。株価は景気のバロメータ( 先行指標 )とも言われ、明るい( 暗くない )様相を呈するのが良しとされています。

   

  

株価が下がってない( 下落してない・安くない )と、時価総額( 各企業の発行株式の総額の値 )が 上がるので( 資産効果 )懐の紐が緩くなり、世の中にもお金が回って行きやすくなりますが、そうでないと逆資産効果で懐の紐をギュっと閉めて出来るだけお金を使わずに稼ぐようになるので、景気はますます冷え込み株価もなかなか上がらない世の中になるんです。

  

   

リーマンショック失われた20年

by the way…「 リーマンショック 」って、聞いたことありますか? アメリカの投資銀行のリーマン・ブラザーズという会社が設定した住宅ローン( サプサブプライムローン )問題から 2008年に経営破綻したことを契機として、それが金融市場の危機に発展したことで世界的株安が何年も続いた時期のことを言います。

 

 

日本ではそのおよそ10年前に、いわゆる「 バブル景気 」が崩壊して経済的停滞期にありました。そこへ覆いかぶさって来たリーマンショックのおかげで日本経済は「 失われた20年 」と呼ばれる暗い時期にあったのです。新卒採用が激減したり、円の立場が強くなくて貿易赤字が改善されなかったり、いい経済ニュースが本当にありませんでしたが、それでもなお人々も経済も不景気に負けじと頑張っていたみたいです。

  

   

1960年以降の日本の「 高度経済成長 」は聞いたことがあるし、古い映像をテレビなどで見たこともあるかもしれません。その数十年後にバブル景気がやって来たと思ったらあっけなく長い暗黒低迷期に突入した日本経済。その頃の日経平均株価は、6,000円台であったそうです。いま令和4年、コロナウイルスによって世界が震撼していますが、日経平均株価はバブル期に近い 28,000円台を推移しています。この時期をどう見るかは、自分次第です。それではみなさん株式投資、情報精査して運用頑張って下さいね!

  

   

スマホで完結できるから、仕事中の休憩時間にでも少額ですぐ買える

  

   

下落したときこそ買い時、あとは上がるのを待つだけですから。

   

   

まとめ : プラスに捉えれば下落時は買い時

  • 株が一時的に下がっても一喜一憂しない
  • 株が下がったときは「 含み損 」になっている
  • 株が下がったときは、買い時かもしれない( 投資信託もたくさん仕入れられる )
  • 株価下がり続けていると「 塩漬け 」してしまうので注意
  • 塩漬け確定なら「 損切り 」で損失拡大を回避
  • 株が下がっていても、配当金や株主優待は届けられる
  • 株が下がったままな時には、景気も良くならないかもしれない

  

なんとなく、自分がその状況になったらというシミュレーションできましたか? では、また明日の相場ウオッチングも楽しく行っていきましょう。

   

僕

ロシアの動向がまだまだ怪しいので、世界経済は、いまだ不穏です。コロナは世界的に感染リスクが低いとの方向で動いていて、航空業界なんかも従業員の出向を解除しつつあるなんて話題も上がってきていますね。( 2022.05 )

   

   

   

※ 投資は、元本保証されませんので自己責任で頑張って増やしていけたらいいですね。 Goog Luck !!

  

松井証券FX

  

 

  

※本記事内の意見はあくまで一般的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。

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