このサイト恒例の、「 もし、これを持っていたら 」「 もし、これを買っていたら 」という簡単シミュレーションを今回もやっていきます。
今回のシミュレーション・ターゲットとなるのは、つくった人 & 運用している人が顔出ししている日本印のファンド( 投資信託 )です。
聞いたことないですよねー、なんで「 俺ができるだけ上がるように工夫しているだよ 」とか、「 私がつくりました 」とか胸張って言ってるのって!!
さあでは、学んでいきましょう。
はじめに、インデックス・ファンド については、ここで勉強しました。
その対角( ?! )にある アクティブ・ファンド とは、どんなものでしょうか。
アクティブ・ファンドとは??

インデックスの指数を上回るよう組成・運用されているものを アクティブ・ファンド といいます。
リターンが大きい分、リスクもあるといわれます。
信託報酬が 0.5%以下なら、インデックス・ファンド。
yahooファイナンス 教えてお金の先生(証券編)
信託報酬が 0.5%以上だったら、アクティブ・ファンド。
※ 最近のインデックス・ファンドは信託報酬を 0.1%に抑える傾向になっている…
https://finance.yahoo.co.jp/brokers-hikaku/experts/questions/q11243869741
アクティブ・ファンドは、ファンドマネージャーなどが組み入れる企業を独自に取材・調査などを行っているものですから、それだけ手間暇がかかっており、信託報酬などの経費もインデックス・ファンドより若干高くなります。
面倒な考察や解説は後半の「 まとめ 」の段に任せて、まずは 商品の「 たら・れば 」な簡易シミュレーションをやってみましょうか。
ひふみ プラス ( 日本の専門企業がつくった顔の見えるファンド )
ひふみは、レオス・キャピタルワークスという日本の会社が運営する投資信託のブランドです。
この会社に所属するプロのアナリストやファンドマネージャーが、中小企業から大企業まで実際に足を運び、成長定量調査・定性調査などを行って成長性を確かめています。
こんな会社良く知ってるー??と思うほど地味だったりする中小型銘柄でも、成長性をしっかりと発見するなど、独自のルートで発掘してきています。

たらればシミュレーション(1) ひふみプラス
5年前は 30,000円ぐらいでした。
月 10,000円で積み立てしていると仮定して簡単に計算してみると、5年後 600,000万円分は、1.5倍のおよそ 900,000円程度になっています。
( あくまで仮定の単純計算で、実際は微妙に違います。 )
追加型投信 投資対象地域/内外 投資対象資産/株式 信託報酬/1.178%
決算年1回 グローバル( 日本を含む ) 為替ヘッジ/なし


ひふみ ワールド ( 日本の専門企業がつくった外国系ファンド )
同じくこの、レオス・キャピタルワークスという日本の専門会社のファンドマネージャーが、海外株を実際調べて会社の調査も独自に行って組み入れています。
こちらで紹介・検討したいま人気の海外発の ETF( 上場投資信託 )は、海外の方によってつくられている商品ですが、これは日本の会社が選んで作って運用している商品なんです。
大げさでなく、作ってる人・運用している人の顔が見えるような商品です。
なんか安心感ありませんか?? 全然しらない人が信用報酬だけ搾取してるイメージと、社長以下顔を出すことを惜しまずに、運用状況を伝えてくれています。

追加型投信 投資対象地域/海外 投資対象資産/株式 信託報酬/1.628%
決算年1回 グローバル( 日本を除く ) 為替ヘッジ/なし
たらればシミュレーション(2) ひふみワールド
これはファンドが組成されてからまだ2年。
10,000円毎月積み立ててたとして 2年で、24,000円。
それが 1.5倍になっているのですから 36,000円になっていることになります。
米国は60%、台湾の企業までが入っていますね、鴻海( ホンハイ )でしょうか笑。
( しつこいようですが、実際は微妙に違います。 )


すごいですね、およそ 13年で 6倍ですよ、6倍。
VTI よりすごいんじゃないですかー。


いいファンドを見つけるのは結構難しいですし、市場平均に連動する成果を目指すインデックスファンドであれば、ファンドマネージャーの腕によって大きくパフォーマンスが左右されることもありませんので、投資を始める際には選びやすいかと思います。
りそなグルーブHP アクティブファンドとインデックスファンドの項

ってことはつまり、腕のいい( 責任を持って成果を出せる?! )ファンドマネージャーが運用しているものは、パフォーマンスがいい可能性が大きいってことなんでしょうね。みなさんは、どう思われますか??
インデックス・ファンド【 ETF 】で その成果ゆえに人気なのは??
多くの証券会社で購入できる外国株系 ETF( 上場投資信託 )で、メジャーなのって下記でしょうか??
ある証券会社のランキングではこうですけれども、Twitterで eMAXIS と検索すると、ものすごい数の投稿が上がってきますよね。

追加型投信 投資対象地域/海外( 北米 ) 投資対象資産/株式 信託報酬/0.0968%
インデックス型 決算年1回 為替ヘッジ/なし
たらればシミュレーション(3) eMAXIS Slim 米国株式( s&p500 )
3年前に誕生した商品。 最低価格 8,000円台で、最高の現在は、 17,000円台です。
毎月10,000円つみたてたとして 360,000円、約2倍になっているので 720,000円です。
( またまたしつこく念押しで言いますが、仮定の単純計算で、実際は微妙にちがいます。)
貯金じゃー考えられないですね。
↓↓そして、このファンドのファンには、こんなやりすぎぐらいのすごい方もザラにいらっしゃるんでよね汗。
2/21に無事に2月の給与をいただくことができました。手取り額は373,908円でした。今月も月24.5万円を変わらず投資へ回していきます。投資対象はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。オルカン派の皆様どうぞよろしくお願いします。 pic.twitter.com/G4Cb7tpqNy
— つみき@インデックス投資 (@321tsumiki) February 26, 2022
2/21に無事に2月の給与をいただくことができました。手取り額は373,908円でした。今月も月24.5万円を変わらず投資へ回していきます。投資対象は eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。オルカン派の皆様どうぞよろしくお願いします。
@321tsumiki つみき@インデックス投資 https://twitter.com/321tsumiki/status/1497495198213242880



安心・安全イメージのインデックス・ファンドですが、⇩以下のように指摘されることが多々あるようです。しっかり吟味したいものです。

「 どのようなリターンを目指しているのか 」といった運用の目的を明確にしていない( インデックス )ファンドは意外にも多いんです。それでもアクティブファンドと同等のコストを取っていたりするので、本当にコストに見合う運用が行われているかどうか、すこし判断が難しいものも含まれると思います。
りそなグループHPより

やっぱりっちゃ、やっぱりですよねー。
手数料が最安水準!→ <松井証券>
まとめ : 意外に頼もしいので一喜一憂しないでよく見ていく
アクティブ・ファンドって、なんだか怖いイメージがあったんですけど、今回で変わりましたね。

「 相場の上下にハラハラしない 」というキャッチフレーズがすごい → ひふみ投信
「 相場の上下にハラハラしない 」ってこれ、みんなが願ってたことじゃないですか??
アクティブ・ファンドをつくって運用しているファンドマネージャーたちは、インデックスに挑戦的に立ち向かいそれ以上に利益をあげるために戦略を立て、工夫を重ねているでしょうけれども、毎日毎日、ドキドキしないんでしょうか。

お客様に得をさせたらうれしいけれども、損をさせることになったどうしようかと、フツーだったら気が気じゃなくてストレスたまりまくりですよね??笑
「 自分たちがお届けしています 」という気概と自信も、頼もしい
自分がそのファンドを作った一員だとは、名前や顔をできるだけ出したくない、チームとしてでいいじゃないかとか、会社のせいでいいじゃないか、とか普通考えそうですよね。
でも意外にも、「 私たちがつくりました、そして作りっぱなじゃありません、都度都度見直しながらいつもお客様と対話します・報告します 」みたいなスタンスでつくられてる商品がここにあるんですよね。
知ってびっくりしました。
さわかみ投信さんの話はそれなりにぼんやり聞いたことありましたが、若い企業で明確にこんな打ち出しをしている会社があるなんて、しかも結構な実績を出しているなんて。
どうですか、NISA口座を使って、しっかり検討し、レッツトライ!!ですね。
こちらもひふみに負けず劣らず、評判の成果がある商品みたいですよ。
※本記事内の意見はあくまで一般的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。
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