40歳定年説なんかぶっとばせ!! 誰が言ったか、めざせ “70歳代 ” 定年の現役就業

   

こんな投稿を見ました、いたたまれない、共感します。

   

転職できない。もう疲れた。

コロナになって非正規の仕事しながら就活をしている。かれこれ90社くらい落ちている。もう疲れた。吐き出させてほしい。

◆ ◆

これまではほぼ正社員だったが、リストラや家族の引越しなんかの理由も含め、転職回数は多いほう。今は「辛うじて収入ゼロではない」状態であり、薄給と貯金を食いつぶしてどうにか生きている。当然リミットはある。最近持病で入院したりもして、空白期間まである始末だ。今後の医療費も稼がないとならない。

ハロワも行って担当さんについて貰って定期相談している。( 中略 )

◆ ◆


やれる仕事はなくはないが、生活出来る給与水準の仕事につけない。食べていけなければ現状と同じなので、こなせるだけではダメなのだ。歓迎されるのは、今までのスキルを安い労働力として使いたい企業だけ。「この分野には投資してないんで」とか「複数職種の正社員募集ですがあなたの応募したこの職種だけはまず非正規です。正社員登用制度はありますよ(ただし条件無理ゲー)」とかさ。未経験は応募しても全く通らない。年齢だろうな。( 後略 )

   

(はてな匿名ダイアリー)AnonymouseDaiary https://anond.hatelabo.jp/20220526220512

はてな匿名Diary

   

   

40歳超のキャリア棚卸は勧奨されても、転職は禁忌という現実。

僕

そうですよね。正社員だったのにいろいろあって現在非正規の方は、格差がものすごいものがあるという話、身近で見聞きすることが多いです。ただ、こうして表に出てくることがなかったのできちんと考えることがなかったというのが、率直な印象です、申し訳ありません。

   

⇩ こちら、一応原文です。

【魚拓】転職できない。もう疲れた。
- 2022年5月28日 12:59 - ウェブ魚拓
僕

すみません、匿名ダイアリーなのですぐ消えてしまうことがあるためこのような方法にしたのですが、消してほしいときは言ってください。

   

   

⇩ 反響がちょっとすごいことになっています。

『転職できない。もう疲れた。』へのコメント
この記事に対して321件のコメントがあります。注目されているコメントは「“やれる仕事はなくはないが、生活出来る給与水準の仕事につけない。” ほんとコレ。派遣会社使わないインセンティブを会社に与えたら、かなり改善されるんじゃないかと思ってる。」、「40超えたら再復帰できなくなる社会はキツすぎる。明日は我が身。どうしても金...

はてなブックマークのコメント

    

   

現実を直視する人はやさしく、現実の中の人は厳しい。

⇩ そして返信してくれた増田のコメントがやさしい視点に、感動しました。

  

転職できない増田に厳しいコメントがいくらか付いてるのを見て、なんでこんな非情なことを、と思ったが

たぶん似たような立場の人なんだろうなと

ほんのわずかな差でかろうじて食い繋いでいる人こそ、弱者の愚痴に耐えられない

自分は違うと切り離すことで保っているんだろうなと思った

逆に共感して対策出したり、単純に同調できるコメントの人は余裕がある気がする

案を出せるだけの知恵があり生きるのに困ってない

あるいはそもそも生活に困っておらず、いつか我が身に降り掛かりうる(今ではない)苦労と捉えてる

(はてな匿名ダイアリー)AnonymouseDaiary https://anond.hatelabo.jp/20220527142406

   

   

⇩ 返信増田への感想コメントにも、ホッとします。

『転職できない増田に厳しいコメントがいくらか付いてるのを見て、なんでこ..』へのコメント
この記事に対して35件のコメントがあります。注目されているコメントは「厳しい事を言ってる自覚すらない人もいると思うんよね。生活に困らないのが当然、進学就職もスムーズなのが当然。人には色々な事情がある事を純粋に"知らない"から、自分と違う人をバッサリ切っちゃうひとはいる」、「こういうのに厳しいこと言う人は自分は自分自身の...

   

   

40歳定年説の開発・提唱者は、結局実践していなかった。

一時期、40歳定年説が一部で唱えられ、だれか政治家が賛同して炎上していていました。誰が提唱しはじめたのかと思えば、柳川範之さんという東京大学大学院経済学研究科・経済学部の教授なんですね。

  

   

Amazon.co.jp

   

   

日本の学校にほぼ通ったことのない( お父様の海外赴任等で )方が、東大・大学院の教授みたいです。

別にだからどうということではありません、日本のトップの教育機関の中で、教授をめざす権力闘争に勝たれて来たんでしょうし。

でもご自分は、一般に、役職定年の 55歳をとうに過ぎていて、40歳でその職を退くなんて微塵もされてらっしゃいませんから、年齢を確認してがっかりしました。

   

有言不実行の方なんでしょうか。

   

上記の本書は読んでないので何とも言えませんが、みなさんはどうお考えになりますか??

   

   

そして下記、「 マイナビ 」のコラムには、40歳はキャリア棚卸の好機という指摘があります。

“40歳定年”を意識しておくべき理由
マイナビ転職エージェントサーチ - 最近、浮上してきている「40歳定年制」という言葉を皆さんは耳にしたことがあるだろうか? 「40歳定年」とは言っても、実際に40...

   

   

僕

しかし、40歳って、仕事でもちょうど脂がのっていたりして、「 この調子でもう少しぶいぶいいけそうじゃね?? 」としか思えないケースが多いんじゃないでしょうか??

   

   

棚卸をすすめるのであれば、30代半ばで、世間も社内も理解できるようになった頃、同期の何割が転職して、あと何割が出世して、他何割が課長以下の肩書で過ごすことになるのか、ソフト面・ハード面理解できるようになった頃がよいのではないかと、私は思いますが。

  

つまり提唱してみたはいいが、実践にはそぐわない説だったと証明している、と捉えていいのかもしれません。

   

    

ミドルは正規・非正規関係なく、悩みが多い世代なのかも。

正規社員でも40代は、同期入社した同僚が1/5以下に減っており、その1/5の中でひとりかふたり、部長クラスにはなっているものの、課長クラス止まりで役職定年を先に迎える方々がその倍いて、まもなくさらに同年代が減っていく現実に直面します。

その中で、平社員のまま定年延長を迎えることが本当に恵まれているのか、それとも、中途半端な出世による役職定年で早めにお払い箱になるのか。汗

   

役職がつけばつくほど、定年延長制度・シニア社員制度などで会社に残ったとしても、やること–やらせてもらえることがないんじゃないか??

部下無し管理職って何だろうね
どこの会社にもいるのかもしれませんが、部下無し管理職等級の方々が結構な数いらっしゃいます。この部下無し管理職っていったい何なんでしょう。何を管理するのかしら。自分の働き方を管理?大体、部下無し管理職は普通の平社員と同じ仕事をしています。上層
僕

そうそう、こんな例がありますよ。

   

そんな悩みが勃発してきますよね。

   

   

転職はせず現状を維持しながら、”余力を持つ方” に切り替える選択肢。

冒頭の方の解決法は、いまの日本社会が変わることなんだと思います。

「 保育園落ちた、日本死ね。 」ってあれと同じ炎上事件が起これば、変わるのかもしれません。

いや、絶対値としての人口の多いシルバー世代か、次世代消費者となる人口増案件にかかわることじゃないと、それこそ無理ゲーなのかもしれません。

   

   

変われると言えば、即効性が期待できるのは、自分しかいません。

  

こんなこと言ってる、記事がありました。( 「 40代になったら、キャラ変するのが Better 」 )

日経系の有名記事みたいです。↑↑

   

   

根本の悩みはとりあえず置いといて、そこの収入源は大切にキープしておいて、そのほかの自分の精神的支柱を探してみるのは、いかがでしょうか。

   

こんな研修もあるみたいです、\9,800 なので、お試し体験的にもいいかもしれません。( 適職発見研修・ダウンロード版 )適職とはいいますが、転職を前提にはしてないので、いろんな発見があるかもしれませんよね。

   

余力を持って、余力が活かせるなにかを、とりあえず持ってみるのはどうでしょう。

   

この方もそう言ってらっしゃるし。

お金があったほうが選択肢が広がる
同僚のお子さんが中学校に行かなくなり不登校になり始めているようです。とりあえず塾は楽しんでいるそうなのでそれは継続させることや、他にも何かしたいことがあるならと色々習い事をしないか声かけているみたいです。後はどこまででも面倒見るしかないなと

   

  

   

軌道に乗るのには、時間がかかるでしょうから、また少しの足しに、副収入を得る方法をもうひとつ、検討してみるのもおすすめです。

   

10,000円の元手から初めて、はじめはこどものおこづかいぐらい、徐々にちょっとニャっとするぐらいの利益が得られるようになるかもしれません。( 投資です、それぞれ自分の判断の結果です。 )

僕

僕は、キャピタルゲインをほんの少しと、配当をそれぞれほんの少しいただています。笑

   

生活費でなく、貯蓄するための余力が必要な場合は、NISAという制度を利用して節税しつつ投資しながらつみたてていくという方法もあります。

    

   

結論 : 収入第一、やり甲斐まで同時に求めるのはいまや贅沢かも。

冒頭の投稿の方がいけないというのでは決してありません。ミドルエイジぐらいになると、周囲も分かって自分のことも分かって、どうにかしたいと悩んで行動するしかないと思ってしまいますものね。

   

あえて厳しい状況をいく冒頭の増田さんは、強くてすごい人です。

   

しかし、もう少し年が経ってシニア世代になったときのことって、想像できているでしょうか。

   

切り替えは必要ですが、なにかひとつに固執しないで、いろんな方向を向くことができた方がいいかもしれないと思います。

  

  

いま、CMから聞こえて来たのですが、

「 前にも後ろにも進めないなら、上にいくしかないじゃないですか!? 」 

綾瀬はるかさんの声でした。

僕

映画宣伝 「 はい、泳げません。」 と思われます。

   

定年が70歳に?「高年齢者雇用安定法」とは何か 「70歳までの就業確保措置」が事業主の努力義務に | JBpress (ジェイビープレス)
2020年3月に改正法が可決・成立した「高年齢者雇用安定法」は、いよいよ2021年4月に施行の時期を迎える。「70歳までの就労機会確保を企業の努力義務とする」という点が中心となってお(1/3)

定年が70歳に?「高年齢者雇用安定法」とは何か
「70歳までの就業確保措置」が事業主の努力義務に

   

【 解説 】十数年幽閉されていても現場で総力を発揮する凱孟がいもう  ( キングダム 第4-7話 )

すみません、現在放送中のアニメ・キングダム 第4シーズン 第7話 「 呼びかけ 」で、印象に残ったお話を少し紹介したいと思います。

下の絵の3人は、十数年もの間、自国の牢に閉じこめられていた将軍です。

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会  「 魏火龍七師(ぎかりゅうしちし)」のうちの、有力な3名

   

僕

Actually、キングダムについてそんなに詳しくないのですが、このお三方は、どうやら主人公たちの敵の国の戦士らしく、あまりに強すぎる武力とキャラのため、先代の王に罰せられて牢獄にずっと閉じ込められていたそうです。

   

公には彼らは死んだことにされ、この牢獄で十数年生きながらえてました。よく気持ちが折れることもなく、現代の王になるまで劣悪な環境の中で待ち、晴れてそこから出たときに、実力をしっかり発揮できる精神ってすごいなあと思いました。

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

   

マンガの世界の話かもしれませかんが、そういう人っていないわけではないよなと思います。

時々、稀に、そういう方もみかけますよね。

   

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

凱孟( がいもう )、3将軍のうちの一人です。

僕

7話で主人公と対決して、結構いい人であることが分かります。どうして牢獄につながれていたんだろう、みたいな。苦笑

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

あとの2人の将軍の活躍は次話から描かれるみたいですが、わたしたちの日常・会社生活にも、こんなことなきにしもあらずと思いました。

少し、気持ち勇気づけられませんか。

ちょっとした挿話として紹介します、興味のある方はこちらからご覧になってみてください。

  

   

冒頭の増田の女性の方、もしご覧になったとして、ラストにこんな話をしたことでさらに気分を害されたら申し訳ありません。

   

   

・ キングダム 第4シリーズ 5話 「 剣と盾 」 ~ 「勝てば官軍」は卑怯な奴らの座右の銘

   

・ キングダム 第4シリーズ 14話 「 新しい国 」~ 嬴政の母・趙姫は実は賢い女性

   

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